大阪市福島区耳鼻いんこう科・アレルギー科【田中耳鼻咽喉科】

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みみの患者さんへ
中耳炎
鼓膜の奥に中耳という空洞があり、そこに何らかの炎症がある状態を中耳炎といいます。中耳炎には急性中耳炎、慢性中耳炎、滲出性中耳炎、真珠腫性中耳炎、癒着性中耳炎などさまざまな病態があり、それぞれに関係を持ちつつ異なった症状を呈します。その中でも日常的に多くみられるのは、急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎です。
中耳炎
こどもの中耳炎にはおおまかに言って「急性中耳炎」「滲出性中耳炎」があります。
当院では特に「こどもの中耳炎」の診断・治療に力を入れています。大阪市福島区だけでなく近隣の市区からも来院されています。
近年こどもの中耳炎が治りにくくなっていますが、その原因には不適切な抗生物質の多用や集団保育が関わっているといわれています。
正確な診断、適切な抗生物質の使用などガイドラインを順守した治療が大切です。

(当院では2010年小児難治性中耳炎の疫学調査ドリームズ(DRIAOMS)に参加しています。DRIAOMSは中耳炎の原因ウイルスや原因細菌について全国的に大規模な調査を行うものです。近畿圏では当院を含め耳鼻科は3施設、小児科は1施設が参加しています。)
※ DRIAOMS:drug-resistant respiratory infections and otitis media study group
急性中耳炎
鼻と耳は耳管(じかん)という管でつながっています。風邪をひくと鼻から耳管をとおってウイルスや細菌が中耳に入り込み、中耳に膿がたまります。これが急性中耳炎です。

症状は耳が痛くて泣きだしたり、発熱の原因になったり、しきりに耳をさわったりします。膿の量が多ければ自然に鼓膜が破れて耳だれが出てきます。

こどもは耳管のかたちがおとなと違って短くて水平に近いので、鼻やのどの細菌が中耳に入りやすい構造です。こどもが中耳炎にかかりやすいのはそのためです。

治療には細菌を退治するための抗生物質や炎症を抑える薬を内服します。鼻やのどの治療も同時におこないます。鼓膜の腫れがひどい場合には鼓膜を切開して膿をだしてあげることが必要なこともあります。

たいていの場合には数日で症状は改善しますが、中途半端な状態で治療を中断してしまうと滲出性中耳炎に移行してしまう場合もあるので、治りきるまでは頑張って治療を続けることが大切です。

痛みが強い場合や発熱がある場合には入浴は避けたほうがよいでしょう。
滲出性中耳炎
滲出性中耳炎鼓膜の奥の中耳に滲出液(透明な液体)がたまる病気です。アデノイドや副鼻腔炎があるとかかりやすくなります。急性中耳炎から移行することがよくあります。聴力検査や鼓膜の動きの検査、内視鏡などで診断します。

エレベーターで高いとところに登ったり、飛行機に乗った時に耳がツーンとしますね。その際、唾を飲むと聞こえがよくなることを実感した方も多いのではないでしょうか。それは唾を飲むと閉じていた耳管が開いて鼓膜の内側と外側の気圧の差を調節して鼓膜の動きがよくなり聞こえがよくなるのです。その耳管の働きがこどもはもともと弱いのです。

聞き返しが多くなったり、テレビの音が大きい、集中力がない、耳が詰まった感じがする、などが主な症状ですが、全く症状がないこともめずらしくなく、たまたま見つかることもあります。

滲出性中耳炎の好発年齢は1歳から6歳くらいとちょうどことばの発達に大切な時期でもあります。放置するとさらに治療の難しい癒着性中耳炎や真珠腫性中耳炎に発展してしまうこともあります。

まずお薬や通気(鼻から耳に空気を送ること)などを行ってみて、治りにくければ鼓膜切開や鼓膜にチューブを入れる手術をすることもあります。また必要に応じて鼻・のどの治療を合わせておこなうことも大事です。

滲出性中耳炎は「治る病気」です。けれども治療に長期間かかることも多いのでこどもさんだけでなくご家族の病気に対する理解が必要になります。

耳の中をこどもさんと親御さんとご一緒に内視鏡で見てもらい、理解しやすい説明を心がけています。
慢性中耳炎
急性中耳炎を何回もくりかえして不完全な状態が慢性的に続いた中耳炎です。鼓膜に穿孔(穴のこと)が開いています。症状は頑固な耳だれ持続する難聴が主ですが、慢性中耳炎の一種である真珠腫性中耳炎に発展すると骨をこわして大きくなりめまい顔面神経麻痺などの症状を起こすこともあります。内視鏡検査や場合によってはCTなどで詳しく検査を行います。

鼓膜の穴を塞ぐためには多くの場合手術が必要ですが、患者さんひとりひとり必要な手術の方法が異なります。長年慢性中耳炎を抱えていながら手術に踏み切れず悩んでいる方もいらっしゃいますが、お気軽にご相談ください。

慢性中耳炎の患者さんは耳に水が入らないよう特に気をつけましょう。水泳や入浴の際には必ず耳栓をしてください。
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外耳炎
鼓膜より外側の耳の通り道の炎症です。長引く耳のかゆみがもともとあって触り過ぎたため起こることが多いです。眠れないほどの耳の痛みをおこすこともあります。緑膿菌やカビが原因となる治りにくい外耳炎もよく見かけます。
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突発性難聴
滲出性中耳炎ある日突然、片耳が聞こえにくくなる病気です。まだ原因ははっきり分かっていませんが、内耳の血液循環障害が原因ともウイルスが原因とも言われています。聞こえにくい、音が響く、耳が詰まった感じがする、などの症状が主です。発症したらできるだけ早く治療が必要です。めまいを伴うこともあります。突発性難聴は基本的に一度きりですが、音の周波数のうち低音域がダメージを受ける低音障害のタイプの難聴もあります。これは内耳の内リンパ水腫が原因と考えられており、反復するのが特徴で両側におこることもあり、後述するメニエール病と近い病態と考えられています。治療には利尿剤やステロイド剤を内服・点滴します。
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メニエール病
内リンパ水腫と言って内耳の一部、内リンパに水腫(水分があふれむくむこと)が原因と言われます。
症状は、天井がぐるぐる回るめまいとともに耳鳴りや難聴、音が響く感じがするといった症状が典型的です。詳しくはめまいのコーナーでメニエール病について述べます。
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耳鳴り
キーンという高音の耳鳴やモーター音のような低い音、ドクドク拍動する音などさまざまです。内耳のダメージによって起こる感音性難聴というタイプの難聴に伴うことが多いです。加齢によっても耳鳴りはおこります。その他滲出性中耳炎や耳管開放症でも耳鳴りを訴える患者さんはおられます。
耳鳴りの原因はいまだ解明されておらず、残念ながら現段階では特効薬もありません。しかし患者さんに合う薬を一緒に手探りしながら根気よく治療していくことで、完治しないまでも症状が軽減されることも経験します。耳鳴りの症状が強くて日常生活のリズムが崩れてしまうような場合にはTRTという順応を促す方法もあります。また半導体レーザーが耳鳴りに有効なケースもあります。
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耳管開放症
中耳と鼻の奥をつなぐ耳管の役割は中耳の換気・排泄です。つまり、新鮮な空気を中耳に取り込んで、廃棄物(滲出液や膿など)を鼻の方へ流すことです。耳管の働きが正常だと気圧の変化に対応できて飛行機でも耳が痛くならずに済むのです。たとえていえば耳管は自動ドアのようなイメージです。普段は閉じていて必要な時にさっと開いてまたすぐ閉じる、という感じです。つまり耳管は閉じっぱなしでも開きっぱなしでもいけないのですが、さまざまな理由で開きっぱなしになることがあります。それが耳管開放症です。

自分の声が響く(自声強聴。他人の声ではありません。)や拍動性耳鳴り(心臓の音のようにドックドックした耳鳴り)のほか難聴や呼吸性耳鳴り(呼吸する音がズーハーと聞こえる)などの症状があります。

疲労や脱水、体重減少、中耳炎のあと、スポーツ、長時間の立位、透析、妊娠などが原因として知られています。唾液の出なくなるシェーグレン症候群という病気に合併することが報告されていますが、当院でも数名のシェーグレン患者さんの耳管開放症合併例の経験があります。

もしご自身にあてはまる症状だな、と思われた方は、おじぎをする姿勢か寝ころぶ姿勢を1〜2分間とってみてください。改善する方は耳管開放症の可能性があります。これは耳管を取り巻く血管に血がたまりやすくなり、開きっぱなしの耳管が閉じやすくなって症状が軽減するためです。

当院では生理的食塩水(生食、せいしょくと読みます)を鼻にさす生理的食塩水点鼻療法や鼓膜パッチ法、頚部スカーフ法などの診断・治療を行っています。
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補聴器相談
加齢などであるレベル以上に難聴が進行すると補聴器が必要になります。しかし補聴器が必要な聴力レベルの方のうち実際に補聴器を使用している方はさほど多くはないのが現状です。

当院では、まずきこえを含めた耳の正確な状態を検査します。補聴器が適合と判断されれば信頼のおける補聴器の業者へとご紹介します。
業者によっては残念ながら高額な補聴器を販売したもののその後のメンテナンスや微調整をきちんと行ってくれないケースもあり、社会問題となっています。
お気軽にご相談ください。
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